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月1944円でクラシック聴き放題のナクソス・ミュージック・ライブラリー (NML)がすごい

クラシックファンなら加入してないはずがない!

ナクソスというレーベルが運営しているナクソス・ミュージック・ライブラリーは月1944円で8万枚以上のCD(もちろんほとんどがアルバム)、110万曲ものクラシックが聴き放題になるサービス。

もちろんコレほどまでのアーカイブを持っている聴き放題サイトは他にありませんので、それだけでも非常に便利でクラシックファンにはたまりませんが、さらに以下の大きな特徴がある。

  1. 696レーベルが参加している(世界一のクラシック専門聴き放題サービス)
  2. 作曲家別、アーティスト別、ジャンル別、レーベル別の検索機能が便利
  3. 外出先やスマートフォンからの利用も可能
  4. 毎日20枚から40枚近く新しいアルバムが利用可能
  5. 音質はAAC+128kbpsを採用しており非常に使い勝手がいい

696レーベルが参加するクラシック専門聴き放題サービス

2014年5月29日現在なんと696レーベルが参加している。

ナクソスといえば980円などの非常に廉価なクラシックCDを販売していたレーベルで知られているが、このナクソス・ミュージック・ライブラリーでは世界各地のクラシックレーベルが参加している。

スヴェトラーノフムラヴィンスキージュリーニなどの名将はもちろんのこと、20世紀初頭の貴重な音源やノルウェーの現代音楽レーベル、韓国のジャズ・レーベルまで幅広い音楽をワンクリックで聴けるので便利。

映画音楽などもお手の物でクラウス・バデルトの「パイレーツ・オブ・カビリアンのテーマ」やジョン・ウィリアムズの「スーパーマン・マーチ」なども取り揃えているのでベートーヴェンの次は映画音楽なんていうのも手軽に可能だ。

様々な使い方に対応した検索機能が便利

検索機能が上手く使えなければ隠れた名盤を掘り出せない。

しかしナクソス・ミュージック・ライブラリーではこの検索機能が非常にしっかりしている。例えば、作曲家別からモーツァルトをクリックするとモーツァルトの作曲した曲が一覧になっており、曲名をクリックするとその曲を演奏した様々なオーケストラの演奏を聴くことができる。

例えばモーツァルトの『歌劇「魔笛」』が聞きたければ、魔笛をクリックすると収録されているCD配信日順にずらっと出てくる。上から順に、チューリヒ・オペラハウス管弦楽団ベルリン国立歌劇場管弦楽団フィルハーモニア管弦楽団モーツァルト祝祭管弦楽団などなど世界中のオーケストラのバージョンを聴き比べることがすぐできるのだ。

トップページには「今週のおすすめの一枚」や「推薦タイトル」などのコーナーもあるので、特に聞きたいアルバムが決まってなくても選ぶことができるだろう。

外出先やスマートフォンからの利用も可能

特別な機器やソフトウェアは必要なく、インターネットに接続可能であればこのナクソス・ミュージック・ライブラリーを使うことができる。

そのため外出先のパソコンからやスマートフォンを使って手軽にどこでも聴くことができるのだ。

図書館によってはナクソス・ミュージック・ライブラリーを導入しているところもあるようなので、もしお住まいの地域の図書館が導入していれば試しに使ってみるのもいいだろう。*1

毎日20枚から40枚近く新しいアルバムが利用可能

毎日の新譜も次々に新しいものが入っているので飽きることはまずない。

日本では発売していない貴重な音源が多いので、それを聴くだけでも非常に価値あるコレクションになるだろう。

音質はAAC+128kbpsを採用しており非常に使い勝手がいい

私は音質にはうるさいタチだがAAC+128kbpsというのはストリーミングにちょうどいい音質だと感じる。

この音質はMP3換算で180kbpsに相当する。さすがに128kbpsだと音質は悪いだろうと考えていたが、意外と気にならない。確かに細かい響きや迫力には欠けるものの、アンプを通せば非常にクリアで気にならない

古い音源はそもそも音質が劣化しているため、そこまで高音質でのデジタル変換は必要ないのだろう。

気が向いた時に好きなだけオーケストラを聞ける

これだけで私は入会してよかったと感じる。

疲れて帰ってきた夜のクールダウンにラヴェルを聞いたり、休みの日に大音量のオーディオでドヴォルザークの「新世界より」を聴き比べたり、その時の気分に応じて好きなだけ110万曲のライブラリからオーケストラを引き出すことができる。

こんな素晴らしいサービスがあるのだからクラシックオタクなら絶対に使うべきだ。

*1:千代田区立図書館、江東区立図書館、三鷹市立図書館、大阪市図書館、飯能市立図書館、燕市図書館、富士見市立図書館、新潟県立図書館などで導入されているようだ