being qua being

情報的な何かと政治的な何か

コンサル式:問題解決の方法・考え方

今日は、先日(と言ってもだいぶ前だが)「外資コンサル.com」というサイトを運営している高田貴久さんのおはなしを聞く機会があったので少し要約してみようと思う。


こんな問題があったとしよう。(問題の設定は一応私verに変えてある)「あるホテルの売上が低下している。売上を回復させるためにあなたはどうする?」
例えば「値段を下げる」とか「他のホテルと差別化する」とか「特徴的なものを打ち出して宣伝をする」なんかをすぐ思いつくことができるだろう。


この回答を読んでこう思わないだろうか?

「誰でも思いつくじゃん」

さらに、思うかもしれない。

「ほんとうに効果あるのか?」


「ピンポーン」まったくもってその疑問は的を射ている。このような解答を出す人になぜその結論に至ったのか理由を聞くと大抵こう答える。

「いやーなんとなくです…」

確かに、なんとなく売上が上がりそうだし、実際に業績回復した企業は他の企業との差別化や思い切った価格破壊によって売上を伸ばしているように思える。
しかしこれは「結果」であって「改善策」ではない。


人は気をつけなければいつの間にかこのような思考方法に陥ってしまうのだという。
特に早く答えを出したい時には解決策と思しきものをすぐにリストアップしたりして、手当たり次第に撃ちまくることもたまにはいいのかもしれないが、
やはりビジネスという世界で生きるためにはそんな非論理的な案を出したらその人のレベルが知れてしまうだろう。
このような思考方法をデキルビジネスマンやコンサルにお勤めの皆さんは「How思考」と言うらしい。

①「成果」につながらない無駄な行動
②「行動」が行き詰まったときに、代案を考えられない

問題解決のためには「Where(どこ?)」「Why(なぜ?)」「How(どうやって?)」の順番に考えるのが、ベストで、金融とか商社マンには「Where」→「How」型の人が多くて、エンジニアやプログラマーは「Why」→「How」型の人が多いという。


ちなみに私は、純粋な「How」型だった…
最初のホテルの問題を考えたときに「値段を下げる」とか「宿泊客に付近のお店のクーポンを差し上げる」という答えをすぐにリストアップしたくなる性格で、「ホテルのどの部門の収益がどのくらいわるいのか」「なぜそのような状況に陥っているのか」というような疑問は、頭の中では少し考えたのかもしれないが、結局は「ホテル=宿泊費」だから単純に客が減ったというふうにしか考えていない人種である。

就職活動の面接質問の多くでは「How」を求められるが、根拠がなければ答えとしては認められない。だから常に「Where」「Why」「How」の順番で考えることが必要だ。
新入社員もとにかく「どうしたらいいか」を考えさせられる。場当たり的に、経験的に、前例踏襲的に答えを出すのは本質的な答にならないのだ。
会社に3年もいると軒並み「How」思考になってしまうらしい。


ちなみにこの順番をしっかり守れているのか面接で試すときの質問があるのそう。

例えば・・・
「話は変わっちゃうんだけど、実はさ、僕、今度引っ越そうと思うんだけどどこがいいと思う?」
「今度新しい車が欲しいと思ってるんだけど、何がいいかなー?」

あなたならどう答えますか?

どっぷり「How」思考だった僕は、ついつい「なるほどー」と思ってしまいました。