being qua being

情報的な何かと政治的な何か

日本に帰ってきてびっくりした


10日間中国に行って昨日帰ってきた。それで色々と日本に帰ってきて驚いたことがある。大体9月下旬で暑いということ。帰ってきたら東京は32度だなんてどういうジョークだよ。それよりももっと驚いたのは尖閣諸島問題でやたら日本メディアが取り上げてるということ。こんなにテレビでデモ映像とか、中国青年訪問団が拒否されたとかあまりにも印象が悪い。確かにそういう態度を取ってるのは確かだけど、これだけ見てたら、多くの中国国民が日本に対して反発しているようにしか見えない。実際はそうでもないのに。

この問題もパリス・ヒルトンみたいに断固として日本は法治国家として対処しなければいけないでしょ。だから国内法に基づいて船長の処罰をするのが当然。こういう時は我慢大会みたいなもので中国が切ってきた外交カードをほこりを払うみたいに軽く払い落としていけば良い。

話は戻って、僕は上海、北京と行ってきたけど、デモなんてそこら辺でやってるものじゃないし、そもそも中国メディアも大手新聞社が少々、ニューズ専門チャンネルでも数あるニュースのうちの一つとして「尖閣諸島は中国の領土、船長を返せ」という型通りのコメントを報道してるだけ。

中国人でも過激な人ばかり取り上げられていて本当にアホ臭い。もちろん母数が多いからそういう人は日本より多くなるのは当然だけれど、殆どの人は生活するだけで精一杯で、わざわざ日本人に喧嘩売ってる暇があれば、おみやげ品を売りつけて金を稼ぐほうが良いに決まってる。

それに勘違いしてる人は多いと思うけど、中国人が良く読む新聞は日本のメディアがよく取り上げる人民日報じゃない。あれは政府のプロパガンダって言うのは現地人には常識で、実際に読んでる人は少ない。だって記事がつまんないんだもんwそれより現地紙でゴシップとか地域情報とか読んでたほうが面白い。

あとテレビだって日本よりチャンネル数がハンパなく多い。一般人でも普通に60チャンネルは超えるし、衛星とか入っていれば100チャンネルとかざらに入る。CCTV(中国中央テレビ)だけでもでもニュースチャンネル、スポーツチャンネル、音楽チャンネルなどなど10くらいあるから、わざわざ日中関係を取り上げるニュースを見ることなんて本当に一部の人だけ。普通の人は好きなバラエティーとかアニメとかドラマとか見るのは当然だよ。

日本だとテレビを付ければどのチャンネルもワイドショーで尖閣諸島についてずっとやってたりするから本当に深刻な感じがするけど、中国はそうでもない。政府が全チャンネルでプロパガンダみたいに「尖閣諸島は中国のもの!」とかやってるわけじゃあるまいし、むしろ日本のテレビのほうが異常。

あれだけ報道されたら、日本人に中国に対する恐怖感を植えつけようとしてるようにしか思えないよ。暴力的な映像とか見た目だけかなり強気の(国民に弱いところを見せたくないからそうせざるを得ないだけ)中国政府報道を流して、日本人を弱気にさせているんじゃないかとさえ勘ぐりたくなるくらい気持ち悪い。