being qua being

情報的な何かと政治的な何か

日本というブランド

GDPでは世界2位、国際社会で存在感が日に日に増している中国。日本は世界3位の経済大国になった。経済大国であることは間違いないけどそんなに嬉しいことではない。

発展途上国としての中国」はまさしく発展途上であり、急成長の真っ最中である。「元を早く切り上げろ」というアメリカのプレッシャーもどんどんと強くなる。そして切り上げが確実である。国際社会(主に欧米)の声も簡単には無視できない。

それでも、中国はどんなに頑張って成長したとしてもあと2,30年は発展途上国である。出生率も増えないので、1人当りのGDPで日本を超えることはないだろう。都市化が進んでも街は汚いし、殆どの人民は貧しい。「生きるためには何だってする」というセリフが未だに普通である途上国である。しかし国際社会(主に欧米)から熱心な注目を浴びている。

日本もどうにかして世界中に存在をアピールする必要がある。貯金を切り崩しながらまったりするのはおじいさんおばあさんだけにしてもらいたい。経済でこの世の中動いている以上お金は回らないと意味がない。いろんなところから人が来てお金を使って、お金を貰ってその繰り返しこそ経済である。経済力だけで存在感を示すことは難しくなった今こそ日本というブランドを世界中に認めてもらおうではないかと思うのだ。

日本人はヨーロッパに憧れるけど、それは街並みが綺麗だからなのか、目鼻立ちが通ってるのが羨ましいのか、食べ物が美味しいからなのか。おそらく全てが魅力的なのだと思う。ヨーロッパは不思議なもので、その他の地域の人から見て羨ましくなるようなモノを持っている。文化でも、国連でも歴史保存も世界をリード。とにかく長い歴史で培われてきたヨーロッパの魅力というのはブランドなのである。

日本はアニメ・漫画のサブカルチャーが人気だ。日常生活ではもっと便利。宅配便だって正確だし、コンビニは24時間営業だし、治安は良いし、ご飯は安いし美味しい。格差だって先進国の中でも少ない。

だけどいまいち説得力に欠ける。歴史的な建物や教会がなければ観光には来ないのか?どうすれば世界の視線を集めるブランド国になれるのだろう。答えはまだ出ていない。