being qua being

情報的な何かと政治的な何か

『おっぱいバレー』に見る努力と目標の意味

※このエントリーは2月2日に更新した<映画『おっぱいバレー』を鑑賞した感想>をより良いものに改変したものです。


ナイスおっぱい!おはようおっぱい!

綾瀬はるかが出てると聞けばどんな映画でも見に行きます!この作品、劇場で「おっぱいバレー1枚ください!」と言えるか言えないかで話題になってたね。配給の東映が考えた解決策は「OPV1枚下さい」れー)だそう。…ここはノーコメントで。もちろん私はヘタレなので言えなかったからこうしてDVDを借りて見ているわけだけど。

私は映画ヲタクではないし、ネタバレするブログではないので話の詳細はDVD見てもらうとして…とにかくおっぱいについて考えてみた。中学生時代を思い出すと仲の良い友達とこんなにぶっちゃけておっぱいを連呼するなんて有り得なかったなぁ。子供だった自分にはそんな言葉言えなかったわ^^;しかし今考えると、おっぱいを見るためにバレーを頑張る。これは良いね。この時期の男子にとっておっぱいは手の届かないものだからどうしても近づきたい。その気持ちはわかりすぎるほど分かる。けど遠いんだよ。見たいんだよな。けど良く考えたら幾つになってもそうだね。(現在進行形かつ未来進行形

綾瀬はるか清潔感があって健康的な女優さんで、彼女に純朴な思春期の中学生を持ってくる。このマッチングは親子丼の卵と鶏肉並に最高に合ってる。ウォーターボーイズ見た時も思ったけど、この年頃の男の子はまだ純朴な心を持ってる。格好良く言うと無垢な心。悪いけど中学生の女の子にはもうそういう心は無いんじゃないかな。最近話題の「ライ麦畑でつかまえて」なんかを読んでいろいろ妄想していて欲しい年なんだ。自分は今でも


「悔しいです!!!」というお笑いのネタがあるがアレの元ネタを知っている人は僕の年代ではいるのだろうか?知らない人はこの動画を見ると良い。

とにかくおっぱいバレーの元ネタに、このスクールウォーズがあるのは間違いない。先輩に抑圧され練習も満足にしてこなかった彼らに、新任の教師である綾瀬はるか演じる寺島先生が、頑張り、試合で勝つことの喜びを教えるという物語である。(実話であると言うことが驚きだ)バカ呼ばわりされ学校のお荷物と化していていた彼らのやる気スイッチを押したのが寺島先生のおっぱいなのだ。

作品中にこんなセリフがある。「目的なんて何だってもいいんですよ。あいつら頑張ることの素晴らしさを身をもって知ったんだから。それでいいんじゃないですか」おっぱいが目的でも、勝つことが目的でも大きな違いはない。勝つことになんの意味も無いと言ってしまうのは早計であって、もしおっぱいが見られるのであれば勝つことには大きな意味を持つのだ。つまり付属してくるおまけ次第で物事の考え方は大きく変ることが出来る。それを「自分の気持ちの持ちよう」で変えてしまう優秀な人ばかりではないのだ。おっぱいがあるからこそ勝つために頑張れる。そうであるならそこに何のお咎めもない。

しかし、ここでぶつかり合うのは「教育」というシステムの中で求められる正しい先生のあり方である。寺島先生は生徒を応援しなければならないという使命感から、1勝したらおっぱいを見せるという約束をしてしまうが、(教育的に)先生がそんなことできるわけがない。先生の葛藤もスクールウォーズ同様に映画の中に見ることが出来る。一勝したらおっぱいを見せると約束したことを先輩教師である堀内先生(青木崇高)に素直に相談しているのだ。スクールウォーズでラグビー部の顧問である滝沢先生(山下真司)は「生徒を殴る際の涙」という形でその思いをあふれさせているのとは対照的である。つまりスクールウォーズでは<先生と生徒>という2つの関係だけがメインであったが、おっぱいバレーにおいては<生徒と先生と先輩教師>というより広がった関係のなかで話が進行して行くのである。この点は描写をより細かく表現した点で生徒中心だった従来の学園物から「先生も人間なんです」というよりリアリティあふれる作品に進化したと言って良いだろう。

話はちょっとそれるが、僕はどうしても生徒におっぱいを見せてあげたくて「生徒を海に連れて行ってビキニでも着れば良いんじゃないか」とか色々考えたけれど、やっぱりどう考えても教育上よろしくない。寺島先生自身も当然分かってる。だけど約束したからには実行しなければいけない。生徒にうそをつくか、学校にうそをつくかの苦渋の決断をしなければならなくなった寺島先生は、そういう意味ではまだまだ未熟な先生なのかもしれないが、同時にそういうミスを起こしがちで天然ボケ的な無垢な心を持った先生でもあり、生徒たちの純粋さと相まって爽やかな風を作品中に吹かしている。


とにかく語りきれないから見て欲しい。とってもおっぱいが見たくなる映画である。
それじゃまた、おっぱい!